オーガニックコスメが生まれる「土地」や「土」にもっと目を向けていきたい・福本敦子さん<後編>

第14回目は、前回に引き続き福本敦子さん。オーガニックコスメに携わるなかで思うことや福本さんが育った環境のこと、ドゥーオーガニック製品についても語っていただきました。

オーガニックコスメで、日本の素材の良さを実感できる楽しさ

ー 福本さんがオーガニックコスメに求めること、選ぶ時の基準を教えてください。

福本さん:

オーガニックコスメには、使った時の心地よさと“自然に還れた感覚”を求めています。五感に響くような香りや植物のパワフルな力を感じるものに惹かれます。 選ぶ時は直感とフィーリングで選ぶことが多いです。

ー これまでたくさんのコスメを使われてきたと思いますが、ドゥーオーガニック製品をご使用いただいていかがですか?

福本さん:

きめ細やかに丁寧に作られた製品の良さを楽しんでいます。米ぬかや豆など日本の素材を楽しめることはとても楽しいことです。まだまだオーガニックコスメは海外製品が多く、もちろんそれも好きだけど、海外旅行に行って帰ってきて、お味噌汁を飲んだどきに「美味しいな」と感じる、あの気持ちに通ずるものをドゥーオーガニックに感じています。

ー 嬉しい感想をありがとうございます。ドゥーオーガニックのお気に入り商品を教えてください。

福本さん:

ブライト サーキュレーター ミルク <泡状乳液>は、炭酸という発想とこれを作ろうと思ったことが、まず面白いなと思いました。オーガニックコスメの製品では他にないですよね。私は、メイク前に使用しています。全体に伸ばして少し置いてからなじませていますが、マッサージをしなくても血行が良くなり肌のトーンも明るくなります。仕上がりの肌の感触がすごく気持ちよくて好きです。

福本さん:

もともとオイル美容が好きで、普段からいろいろなオイルを使いますが、トリートメント オイル スムージング <オイル状美容液>は、使用感がびっくりするほど軽いのに肌実感はきちんとあるところがいいですね。オイルのベタつきが苦手という声もよく聞きますが、そういう方でも使いやすいと思います。オイル美容初心者にもおすすめしたい1本です。

福本さん:

アロマ ソルト フォー レスト<バスソルト>は粒の大きさもちょうどよくて、しっかり香って持続するので、バスタイムがとてもリラックスできる時間になります。毎朝の足湯にも使っています。

ドゥーオーガニックは、日本のご当地コスメの集大成だと思っています

ー ドゥーオーガニックのブランドストーリーを知って、ご自身の考えなどとリンクする部分はありますか?

福本さん:

今回のインタビューを機に、考え直してみて思ったのは「土地に根ざしている」ということです。私は小さい頃から父の仕事で転勤が多く、国内の小学校に4つ、都会から田舎まで行きました。それぞれ違った土地で生活をしてみて、同じ日本でも地域によって食べ物や環境、暮らす人たちのルールも全部違う。自分自身も土地によって体調も全然違ったことから「土地」の持つ力を感じたんです。

ー 確かに一言で「日本」といっても、気候にも風習にも違いがありますよね。

福本さん:

ドゥーオーガニックは、日本に根ざしたブランドなので、その「土地に対しての愛情」という点で共感できるところがあります。私には「ひとつだけの」愛する土地はないけど、オーガニックコスメに携わるうえで「土地」やそこの「土」に目を向けることはとても大切だと感じています。

ー 「土地」や「土」に目を向けようと感じたのは具体的に何かきっかけがありましたか?

福本さん:

父が趣味で無農薬のお米や野菜を作っていて「土と種のマッチングを探すのが楽しい」と言っていたことや、皇室に献上するバラなどを作っているばら作家の國枝啓司さんにお会いした際に「バラは土から作る」とお話されていたこともあり、土地や風土に興味を持ちました。“日本ならでは”の商品を作るなら日本という土地や気候を理解することは大切ですよね。

そして、化粧品は「食」に通ずる部分があるのかな、と感じています。肌につけるものだけどオーガニックコスメは自然から採れるものを原料にしているのでとても似ているなと思いました。私はご当地コスメも大好きなのですが、ドゥーオーガニックは日本のご当地コスメの集大成、といった感じに思っています。

ー 最後に、ドゥーオーガニックは日本女性の美しさを引き出すことをコンセプトに誕生したブランドですが、福本さんが考える、“日本人女性本来の美しさ”とはどのようなものでしょうか。

福本さん:

“日本人女性本来の美しさ”は、自分にはないと思うのですが、「奥ゆかしさ」でしょうか。日本は「出す」よりも「隠す」文化だと思うので、その奥ゆかしさが女性らしさにつながっている気がします。ちょっとシャイな感じもそうですね。母親を見ていると、そう感じます。あと、これはちょっと古いかもしれないけど「忍耐」や「細やかさ」かなと思います。

Photos by:Nobuki Kawaharazaki

福本敦子さん

福本敦子さん
(ふくもと・あつこ)
コスメキッチンPRを経て、2018年にフリーランスPR、ビューティコラムニスト、ビューティオーガナイザーに。現在は雑誌やwebなど多くのメディアでマルチに活躍中。オーガニックコスメのほか、占星術やアーユルヴェーダなどにも精通。独自の知見を活かしたオーガニック美容を提案、発信している。
Instagram:@uoza_26

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