オーガニックコスメは個性豊かで自然そのもの。「私は私のままでいい」と背中を押してくれる存在です。・佐藤香菜さん<後編>

第20回目は、引き続きブランディングディレクターの佐藤香菜さんにお話を伺います。佐藤さんが考えるオーガニックコスメの魅力や選ぶ理由、ドゥーオーガニックのおすすめアイテムも教えていただきました。

オーガニックコスメも作り手も、心から尊敬しているし勇気をもらっています

ー 佐藤さんが化粧品を選ぶ時の基準を教えてください。

佐藤さん:

情報だけを鵜呑みにしたりせず、店頭でパッケージと目が合ったものを買います(笑)。もちろん裏面を見てどんな成分が入っているかは確認しますが、ひと目見た時に使いたいと思うかどうか、すべては直感です。案外気軽に選んでいて、使った時に初めて肌で実感できる瞬間を楽しみます。でも開発者のこだわりを知ったり、珍しい成分を使っていたりすると気になりますね。

ー コスメの第一印象を大切にしていらっしゃるのですね。佐藤さんにとってオーガニックコスメはどんな存在ですか?

佐藤さん:

オーガニックコスメは、本当に個性豊かで、自由で、自然そのものだと思います。そんなコスメを使うと、「私は私のままでいい」と背中を押してくれているよう。小さい頃からまわりに「変わっているね」と言われてきましたが、オーガニックコスメを作る人も、たくさんの労力をかけて育てられた植物を贅沢に使い、大変な思いをして製品を開発する方々も同じく変わっているのかなと(笑)。でも使う人のことを本気で考えて作っている姿やできあがった製品を、心から尊敬していますし勇気をもらっています。

ドゥーオーガニックは、オーガニックコスメ界の“お母ちゃん”みたいな安心感があります

ー ドゥーオーガニックに対してどのような印象をお持ちですか?

佐藤さん:

ビープル バイ コスメキッチンのディレクターを務める前はコスメキッチンの店舗で販売をしていましたが、ドゥーオーガニック製品は全体的に優しくて女性らしい香りなので、おすすめしやすいブランドでした。また、いわゆる“映え”を意識してないところが好きです。華美になりすぎず、ちょうどよくなじんで気づいたら“そこ”にいてくれる。そしてモノづくりに対して実直というイメージです。オーガニックコスメ界の“お母ちゃん”みたいな安心感があります(笑)。また実際に使うと、“肌が磨かれる“感じがします。「いらないものにさようなら、必要なものにこんにちは」という感覚です。

ー 素敵な表現ですね!ありがとうございます。ドゥーオーガニックは日本女性の肌を考えて作られた国産ブランドですが、佐藤さんは“日本女性”に対してどのようなイメージをお持ちですか?

佐藤さん:

緻密なおしゃれを楽しむ女性が多いなと思います。ディティールというか所作というか、「計算された緻密なおしゃれを楽しむ女性が多い」というイメージです。細かい部分の色使いや小物の合わせ方、それに合うヘアスタイルなど、きちんと考えてファッションを選ぶのはかわいらしいなと思います。美容への意識もとても高いですよね。

ー 佐藤さんが素敵だなと思う日本女性はどんな方ですか?

佐藤さん:

webや雑誌などで樹木希林さんが発言された言葉に触れるたび、ハッとさせられます。強さと潔さの裏にある優しい心遣いが本当に素敵。あんな年の重ね方をしていきたいなと思います。希林さんの言葉はとても腑に落ちるし、物事に対する目線がとても好きです。

ー ドゥーオーガニック製品の中で、お気に入りを教えてください。

佐藤さん:

クレンジング リキッド <化粧落とし>は、もう何本使ったかわかりません。店頭で働いていた時に、クレンジングを探しているお客様がいらしたら、メイクの加減に合わせてこれをご紹介していました。これで落ちが悪いって言われたことは一度もないんです。私は、顔全体になじませたらすぐにバシャバシャと洗い流さず、クレンジングを乳化させるような感じで濡れた手のひらで少量の水をなじませてから洗い流します。そのひと手間でよりすっきりと洗える気がします。

佐藤さん:

もう何年もリピートしているのが、マッサージ バッグ <マッサージ料>。なんとも言えない米ぬかの香りに気分も落ち着きます。柔らかくて肌あたりもよいので、顔ならスクラブよりもこちらをおすすめしていました。顔に使った後は、デコルテや鎖骨にも使うと透明感が出て、ピカッとつややかな肌になります。

化粧水は、エクストラクト ローション リペア <化粧水>がお気に入り。次に使うアイテムの邪魔をしないし、みずみずしいテクスチャーが気に入っています。化粧水は手でつけて、肌に大量に使います。4回は重ねづけしていますね。化粧水をたっぷり使ったら、乳液とクリームはほどほどの量にすると、肌が軽やかでバランスがいい気がします。

化粧水の次に使うのが、ブライト サーキュレーター ミルク <泡状乳液>。化粧水の後にオイルやクリームでもいいのですが、化粧水とクリームのつなぎのようなイメージで美容液か乳液を使うとそれぞれが肌になじみやすく、保湿感がアップするような気がします。これは乾燥肌の方によくおすすめしていました。テクスチャーもおもしろいし、とても保湿力があります。

佐藤さん:

ボディ エマルジョン <ボディ用乳液>は、お風呂のあと、湿った肌に塗布します。水分に近い美容液のようなテクスチャーで、全身に広げやすいですね。塗り忘れないよう、お風呂場の近くに置いておくのがポイントだと思うんです。イランイランやシダーウッド、ゼラニウムなど13種類の精油がブレンドされた香りも大好き。すべりがいいので塗布しながらマッサージしやすいのも嬉しい。

佐藤さん:

どんなに忙しくても毎日湯船に浸かるので、アロマ ソルト フォー レスト〈バスソルト〉は欠かせません。一日の締めくくりのお風呂の時間は大切。海外でもバスタブがあるホテルしか泊まらないほどお風呂が好きです。温かいお湯にはいっている感覚は、お母さんのお腹の中にいたときを思い出しているのかも?というくらい心地よい時間です。香りが長持ちするし3種類どれも好きな香りですが、あえて選ぶならアロマ ソルト フォー レスト〈バスソルト〉(写真:左)。旅先には1回分のサシェタイプを持っていきます。

ー 最後に、ドゥーオーガニックのブランドストーリーや理念を聞いた、ご自身の考えがリンクする部分や共感できることはありますか?

佐藤さん:

古いものや伝統的なもの、手仕事のものが好きなのですが、ドゥーオーガニックも流行りではなく本当にいいと思うものを作っているところ、日本の伝統的な原材料のいいものと新しいものを上手に選んで使っているところに共感できます。また真摯にモノづくりをされている姿勢も尊敬しています。

Photos by:Yuko Chiba

佐藤香菜さん

佐藤香菜さん
(さとう・かな)
ブランディングディレクター。ナチュラル&オーガニック製品を取り扱うセレクトショップ「ビープル バイ コスメキッチン」のディレクターを経て、現在はフリーランスに。企業のブランディングやコンサルなど幅広く活動中。また独自の視点で選んだおすすめのオーガニックコスメやフード、旅の様子などを投稿しているInstagram:@kana_sato622は、幅広い層の女性から支持されている。

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