誠実で嘘がなく、きちんと意志のあるものづくりを応援したい・行方ひさこさん<後編>

第32回目は、引き続きブランディングディレクターの行方ひさこさんにお話を伺います。ご実家でも幼少期からオーガニックな食生活が基本だったため、早くから食への関心が高かったという行方さん。オーガニックに興味を持ち始めたきっかけやセンスのあるモノ選びの秘訣、ドゥーオーガニックの印象に残る製品などについて、教えていただきました。

『食品成分表』を愛読するマニアックな中学生でした(笑)

ー 行方さんがオーガニックに興味を持ったきっかけを教えてください。

行方さん:

母が食に対してとてもこだわりのある人で、小さい頃からオーガニックの食材がとても身近なものでした。中学生の頃は、『食品成分表』を読みながら学校へ通うくらい、「食」が好きだったんですよね。徐々にオーガニックにも興味を持ち始めて、一人でオーガニックスーパーに通い始めたり、根昆布が体にいいと聞いて高円寺にあるマニアックなお店で扱っているのを知って買いに行ったり。

ー 意識の高い中学生ですね(笑)。

行方さん:

興味を持つとどんどんハマっていく性格なんです。ただ、母からこれは体にいいのよ、と見せてもらうパッケージがあまりおしゃれに感じなくて。今ほど洗練されたパッケージのものが少なかったんですよね。せっかく体にいいものなのに、もっと売り出し方やデザインを変えたら世の中の人に届くのにと漠然と思っていました。それがブランディングディレクターになるきっかけでもあるかもしれませんね。若い頃は反発してお菓子やジャンクなものばかり食べていた時もありますが、今、自分が口にするものがどこで誰がどう作っているのか興味を持って、自分で選べているのは、母のおかげだなと思っています。

意志のある「美しいもの」を選びたい

ー どんなことにもきちんとご自身の考えや基準を持たれている行方さんですが、モノを選ぶ時に基準にしていることはありますか?

行方さん:

意志があって、きちんとした哲学があるものが好きです。洋服も化粧品もそうですが、目先の利益だけでなく、意志を持って作られたものに「投票する」という意味でお金を払いたいですね。誰かが一生懸命に作った美しいものを食べて、美しい景色を見て、曲がっていないまっすぐなコミュニケーションをしていたら、ストレスも減ると思うんです。だから「美しいもの」をまわりに置いておくことは、自分のためでもあります。

ー 「美しいもの」とはどのようなことでしょうか?

行方さん:

「美しい」というと、見た目の美しさと誤解されがちなのですが、心があるもの、作る人の顔が見えるもの、誠実で嘘がないもの。物の本質的なことです。ピュア?素?といえばいいのかな。真の美しさ、素の美しさ、本来の美しさ…、そういう原点に返ってものと向き合いたいですよね。物でも行動でも、自分が正しいかどうかって判断が難しいけれど、自分がいいと思うこと、自分が美しいと感じる方を選びたいなと思っています。

肌が揺らいでいる時でも、攻めのスキンケアができる

ー スキンケアについてお聞かせください。肌悩みなどはありますか?

行方さん:

ハウスダストアレルギーがあって、肌がダメな時もあります。肌がピリピリしたり、吹き出物ができたり、ひどい時には皮が剥けることも。湿度が高くなる梅雨の時期などは特に揺らぎやすいんです。なので、普段は肌の状態に応じて、攻めたい時、攻められない時、癒されたい時などで、使い分けるようにしています。選ぶ時は、まわりの人の意見やおすすめを参考にしながら、じっくり時間をかけて使ってみて自分に合うかどうか判断しています。

ー ドゥーオーガニック製品をお使いいただいて、いかがですか?

行方さん:

肌が揺らいでいる時は何もしない方がいいかなと諦めていたのですが、ドゥーオーガニックの製品は、心地よく使えました。また、使用期限は「開封してから3ヶ月」と書いてありますよね。それだけ余計なものが配合されていない証なのかなと思い、とても安心できました。オーガニック認証もきちんと取得されているのも、顔が見える生産者からの原料を使っているということも、信頼できるなと感じています。

ー ありがとうございます。ドゥーオーガニック製品の中で、印象的な商品を教えてください。

行方さん:

トリートメント オイル スムージング <オイル状美容液>は、テクスチャーが軽くてとても心地よかったです。私は化粧水の前に使用しています。月見草やボラージなどが配合されていて、ホルモンバランスを考えてくれているのも嬉しいですよね。

行方さん:

エクストラクト ローション リペア <化粧水>は、少しとろみのあるテクスチャーが好き。化粧水は、どちらかというと美容液のようにとろみがある方が、肌当たりも良くて好みなんです。
揺らいだ肌を穏やかに落ち着かさせてくれるのも、私には大切なポイント。
肌が気候や環境に左右されやすいので、旅先で急に揺らぐことも。これがあれば大丈夫って思えるアイテムがあると安心できますよね。

パワー セラム V <美容液>も同じく、肌にすっと馴染んで優しく整えてくれます。肌の調子が悪い時は、最小限のシンプルなケアだけで、美容液なんて使えないと思っていたのですが、刺激を感じずに、きちんと“攻め”のスキンケアができる、頼もしい一品です。

行方さん:

エンリッチ クリーム アドバンスト <保湿クリーム>は、やや硬めのテクスチャーなんだけど、その前に化粧水や美容液で肌がしっかり潤っているので、肌になじませやすいんです。硬めのテクスチャーだからこそ、肌にピタッと留まって、しっかり潤いをキープしてくれます。

ー ドゥーオーガニックの理念や製品づくりに共感できることはありますか?

行方さん:

顔が見える関係、すべて一つひとつを明確にしていこうとする姿勢には共感できるし、自身の仕事に対してもそうでありたいと思っています。また、嘘がなく誠実に、真っすぐなものづくりに対しても、応援したいと思いますね。合鴨農法のお米など、原材料の生産者さんのところへも伺ってみたいですね。

Photos by:Nobuki Kawaharazaki

行方ひさこさん

行方ひさこさん
(なめかた・ひさこ)
ブランディングディレクター。アパレルや美容、食を中心に、ブランドの価値を高めるブランディングディレクターとして活躍する傍ら、女性誌やファッション誌、webメディアなどにも多数登場。私服コーディネートやライフスタイルなど、自然体で飾らない独自のスタイルは、幅広い層の女性から支持を得ている。日常で感じたことを自身の言葉で綴る「HINATA」にも注目したい。インスタグラム(@hisakonamekata)も人気。

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